全身浴と半身浴では、どんな効果の違いがあるのか?

【お風呂や水回りの、ためになる情報特集】

お風呂に入る場合、全身浴と半身浴には、それぞれ異なる効果と利点があると思います。
その時の気分や体調で全身浴と半身浴を使い分けるのも良いと思いますが、
全身浴と半身浴の効果の違いが分かれば、さらに効果的な入浴ができるのではないでしょうか。

全身浴の効果

全身浴は、肩までじっくりとお風呂に浸かる通常の入浴方法です。

全身浴による体全体の温まり

全身浴では、体全体が湯船に浸かるため、効果的に全身を温めることができます。また「水圧」により短時間で全身の血行やリンパの流れが良くなります。これにより、リラックス効果や疲労回復効果が得られるようです。
38〜40℃の少しぬるめのお湯は副交感神経が働きリラックス作用があるといわれ、42℃位の熱めのお湯は交感神経が働き心身を活発にする作用があるといわれます。

リラックス効果

湯船に全身を浸けることで、「浮力」が働き、筋肉や関節への負担が軽減されます。これにより、全身のリラックス効果が得られます。リラックスすることで自律神経が整い、体の自然なデトックス機能が向上します。

老廃物の排出(デトックス効果)

デトックス(解毒)効果とは、体内に溜まった老廃物や有害物質を排出し、体内を清浄化することをいいます。
短時間で新陳代謝が活発になり発汗作用が促進され、体内の老廃物が排出されやすくなります。

※全身浴は水圧がかかる分、身体に負担がかかるため、心臓や肺に負担をかけたくない場合には半身浴がおすすめです。

半身浴の効果

38度〜39度の少しぬるめの湯にみぞおちから下の半身だけを湯船に漬けて入浴します。全身浴よりも体への負担が少なく、長く浸かると良いとされています。

心臓への負担が軽減

半身浴は、心臓より下の部分だけを温めるため、全身浴に比べて心臓や肺への負担が少なくなります。高齢者や心臓に負担をかけたくない人、高血圧の人などに適しています。

半身浴なら長時間の入浴が可能

上半身が外に出ているため、長時間入浴しても体が過度に温まりすぎず、快適に入浴できます。これにより、リラックス効果を持続させることができます。体への負担が少なく、長くお湯に浸かることができるので、足のむくみの緩和にも適しているといえます。

発汗とデトックス効果

半身浴でも長時間入浴することにより十分に発汗することができ、老廃物の排出が促進されます。

全身浴と半身浴の効果についてのまとめ。

全身浴と半身浴は、それぞれ異なる利点があります。
全身浴は短時間で全身的な温まりとリラックス効果が高く、疲れをしっかり取りたい時に適します。
半身浴は長時間の入浴が可能で、身体への負担が少なく心臓や肺の弱い人や高血圧の人に適します。
自身の体調や目的に応じて使い分けると良いでしょう。

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